今日は菜の花の香りに包まれつつ景色の良い所にいます

真鶴に続いて
松田山にもブランコを作るお仕事を頂戴しました
今日は作るものの高さと平面的な配置を確定する、遣り方という作業をして来ました

これによって全ての位置関係が決まってしまうので、いろいろな納まりを考えながら作業します(^^)

先ず建物の外周に杭を打って水平に貫板を取り付け、そこに重要なポイントをマーキングして行きます

なかなか最近の現場では見る事もないし、やる人も居なくなりましたけど、自分は小僧の頃に教わった『イスカ』と言う、杭の頭を鳥のクチバシみたいに尖らせる一手間を加えます

こうしておくと遣り方の杭の頭を叩いたりすると潰れるので、位置を確定したのちに手が加えられたかが分かるので、間違いを避けるために昔の職人が施していた手法です

こんな伝統的な技術に触れられる、建築の仕事がだーい好きです

ちょっと作り方を動画でご紹介しますね
杭の両側から杭の厚みの半分くらいまで
ノコ目を入れます
この時両側のノコ目がクロスするように✖️を描くように入れるのがポイント
そして次にノコ目を入れた面の上のほうをポコンと叩きます
すると あーら不思議
イスカの出来上がりでーすW(`0`)W

https://www.facebook.com/kikiri.home/videos/800195897142458/?t=4


 
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